井川「それまで自分が体感した音とはまるで違う世界。人の声が人の声として感じられる生々しい音。これをクルマの中で出したい・・・・。これで私の音作りの方向性が決まりました」
モニタースピーカーの音を実現するために、まず井川が着手したのがネットワークの開発。しかも車種別の設定が施されている完全オリジナルの製品を用意することだった。 井川「汎用品じゃなくて、クルマやシステムに合わせたネットワークで狙った音を再現しようと思ったんです」 さらにケーブルや防震キットなど、次々と自社製品を開発。そのいずれもが、モニタースピーカーの音を車内で再現するために必要なアイテムばかりだった。そして2年前には、ついにスピーカーまでを開発! 井川「開発の中でさまざまなデータやノウハウを蓄積しましたが、これを自分だけのものにしておくのはもったいないと思いました。それが全国的なグループ展開のきっかけでした」 そして同ショップは2000年から広いショールームや空調完備のカーピットなどを備えた『サウンドピュアディオ』へと進化。各店舗にはプロ用のモニタースピーカーを設置して、井川の狙う音をユーザーに確認してもらうことでユーザーとのコミュニケーションも図っている。 井川「録音したときの音をより忠実に再生することが、リラックスできる音につながるんです。自然に感じさせながらも感銘を与える美しい音・・・。それをクルマの中で表現していくことが、私の仕事でもあるんです」
あくまでもモニタースピーカーの音にこだわり、音によってユーザーに感銘を与える。そんな井川の考え方は、全国のグループ各店に浸透する共通のスピリットとなりました。新しいプロショップのスタイルを井川が、そしてサウンドピュアディオグループが発信しはじめます。
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