スープラに乗られるK様は以前からナカミチが好きで、TD1200・TP1200と100cdcを愛用されていました。100cdcの調子が悪くなった時に、他店では修理できないと断られ、すがる様な気持ちで当店を訪ねられたのがきっかけでした。


 ナカミチのCD700II K.Kobayashi turningをベースにアルパインのPXAH900で音をコントロール。それぞれの良いところを活かすシステムに出来上がりました。更に以前から使用されていたナカミチの100cdcと1000dacはまだ使いたいとの要望にも応え、ケーブルチューニングによるロスを限りなく無くす事に成功。それにより1枚掛けではなしえない安定したCDの再生レベルをそのまま音として表現できる様になりました。
 CD700II Kと100cdcの組み合わせは動作的な不具合が出てしまう事が多く(今回も発生してしまいましたが…)、一時は組み合わせが出来ないかと諦めた事もありました。“100cdcの魅力的な音はどうにか聴けるようにはならないか?”との強い熱意に押され、ナカミチと交渉しお客様の要望に応える事が出来ました。
CD700II KとPXAH900との組み合わせもCD700II Kのリモート出力が弱くアンプの電源が入らなかったりと問題が発生しましたが、社長のアイディア(リレーとコンデンサを使用した電源保持回路)により、これも問題解決。今回は、色々とハードの特性を知る良い機会になり、今まで以上にクオリティーの高い音を表現出来るようになりました。
 新旧の名機勢揃いのシステムは折角だからといつでもその姿を眺められるように取付け、お客様からも「今では、ナカミチ同様にピュアディオのファンになりました。これがきっかけで10年間眠らせていたスープラが復活しました。」と、大変喜ばれておられまして私どもも嬉しい限りです。
                                    福岡店ピット 中野談







Head Unit : Nakamichi CD-700II K Channel Divider : ALPINE PXAH900
Speakers/TW : PUREDIO UNCORN TW CD Changer : Nakamichi 100CDC
Speakers/MID : PUREDIO ZSP MID DAC : Nakamichi 1000DAC
Subwoofer : PUREDIO MX10SP Speaker Cables : PUREDIO SLG
Powre Amplifier  : Nakamichi PA2002K Lines : PUREDIO PMB